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トルコ最後の町、ワン

まだいたいなぁ…と思いながら、トラブゾンを離れて、向かうはトルコ東端、イランにほど近いワンという町です。

イランへの入国ルートはいくつかあります。
カフェ夫婦のおたけさんけいさん、そしてまいちゃんはトラブゾンから北上しグルジア、アゼルバイジャンを経由してのイラン入り。
こーへい君は直接イランにトルコから入るルートとして最もポピュラーなドゥバヤジットからイランのマークーに抜けるコース。

私たちは…

めちゃめちゃ悩んだのですが、イランの都市タブリーズまで直通のバスが出ている、という情報のあったワン経由で行くことにしました。

グルジア、アゼルバイジャンもすっごくすっごく興味があり、通過するだけでも行きたい!と思っていました。
でないと一生行かなさそうな国です。
しかもグルジアは久々の非イスラム国。
事前情報を集めている時に農業生産物の中に「豚肉」とあったのを見つけ、
「豚肉を食べるためにグルジアに行きたい!!」
とダンナさん。

それを振り切って直接イランに行くことにしたのは、
イランでラマダン明けを迎えたかったから。
イスラムの国のラマダン明けを体験したかったのです。
カフカスの国(グルジアなど、黒海とカスピ海に挟まれた地域)に行っていると間に合わない可能性があるからでした。

結論から言うとおたけいさん達も間に合ってたんですけどね。
しかも私たちがカッパドキアで意気投合したけんじ君、さちえさんの『世界一周してみ~ひん』夫婦とグルジアで合流してて、
それもめっちゃ楽しそうだったんですけどね。
まぁ、それは結果論、ということで。

ワンに向かうバスはぐんぐん東へ向かいます。
イラン、イラク、シリアなどと国境を接する地域に近づき、
乾燥地帯特有の乾いた埃っぽい、薄茶色の荒涼とした景色に変わってきました。



インドやヨルダンを思い出す景色です。
私の好きな景色です。
温暖地域の濃い緑に癒されるのとは違う感覚で、心が空っぽになるような果てしない乾燥地帯の景色が私は好きです。



ゆっくりと朝日が昇るのをぼんやりとながめ、太陽がギラギラし始めた頃到着。
イラン行の情報を集めるため、とりあえず1泊することにしました。

相変わらずここもフレンドリーな町で!
市場の男の子、兄ちゃん、おっちゃんに片っ端から声をかけられます。
男の子が店番したり物を運んだり、たくさん働いているのが今までのトルコの町にはない、アラブの町を思い出させます。


働き者の少年たち


わしはいいよ、というおじちゃんをみんなが写させようとする


今までのトルコ人より多少濃いめの顔もアラブに近づいた感じ。



そしてトラブゾンは「おばちゃん最強」な町でしたが、ワンに来ると女性の印象がぱったりとなくなり、男だらけ。

同じ国でも西の端のイスタンブールから東の端のワンまでくると、まるで違う国のよう。

食事を終えてホテルに帰る途中、チャイ中の男性3人に呼び止められ、チャイをごちそうになりました。
若いお兄ちゃんはトルコでは珍しく英語が比較的話せる人で、いろいろ聞くことができました。


チャイをごちそうしてくれたおじちゃんたち


ここワンはクルド人の町なんだそうです。
住んでいる人のほとんどがクルド人で、話してる言葉もクルド語。
それがこれまでのトルコの町とは違う印象につながったんですね。

クルド人は「世界最大の少数民族」と言われます。
トルコ、イラン、イラクの国境付近に住み、4000万人いると言われています。
これは独自の国を持たない民族として最大です。

3国どこの国からも少数民族として扱われ権利が制限されるなど、「クルド人問題」と呼ばれる国際問題にもなっています。
特にフセイン政権下のイラクでは迫害の対象となり、武力衝突も起こっていました。

ここではそんな話はできませんでしたが、
「自分たちはクルド人なんだ」
とわざわざ名乗ることに、クルド人であることの強いプライドを感じました。

「ラマダンだからタバコも日中ガマンするだろ?」
と言いながらおいしそうにタバコを吸っていたのが印象的でした。

さて、本命のイラン行きの手段ですが、結局直通のバスはないことがわかり…>_<
バス→タクシー→国境→タクシー→バスでタブリーズまで行くことになりました。

早朝ミニバスに揺られ3時間、そこから国境まで40分。

気づくとトルコに入って3週間を超えていました。

あったかい人との出会い、
旅仲間とのつながり、
様々な絶景とそこにある暮らし、
おいしい食べ物にかわいい雑貨。

大好きになったトルコを後にします。

ここがトルコ国境。



9ヶ国目、イランに入ります!!

えり
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