RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   

イラン雑記

その他イランのいろいろ雑記~。

・数字
イランはペルシャ民族、ペルシャ語、ペルシャ文字中心の国です。
よくイラクと一緒くたになってアラブ民族だと思っている人が多いですが、イランは中東のイスラム諸国の中で異色のペルシャ系です。
確かに顔立ちも少し違うのですが、日本にいる人たちからしたら「どっちがどう?」みたいな感じでしょう。

でも!
この「アラブじゃない!」というのはイランの人たちにとってとてもプライドな部分で、
「ペルシャなんだ!」
「アラブじゃない」
というのは、おっちゃんを中心に何度か聞きました。
それだけ長い歴史の中で独自の文化を育んできた自負があるのでしょう。

とは言っても、ご近所さん。
違うと言っても、ペルシャ文字とアラビア文字はものすごく良く似ています。
というか、私は見分けがつきません。


ペルシャ文字の地下鉄チケット

エスファハーンで出会った、アラビア語を勉強してイランに来ていた日本人の女の子に聞くと、
アラビア文字とペルシャ文字はやっぱり似ていて、読むことはできるそう。
でも文法とかの違いで完全に理解することはできないそうです。

その中で特に違うのが数字の表記。
イランでは私たちが普段使うアラビア数字よりもペルシャ数字がごく一般的に利用されています。
お札の表記から、金額の表示、座席の番号などなど。


バイクのナンバープレート
625
18329   と書いてあります。


数字だけでも読めるようになった方がいいと聞き、覚えましたよ!
まずはわかりやすい1と0。
次がかわいい5。
5はハートが逆さになったような形。

ダンナさんと競争のように数字を覚え、標識や値段、ナンバープレートとかの数字を片っ端から読み上げて喜んでいました。
読めるようになるって、嬉しいね!!
「読める!読めるぞ!」って感じ。
子どもが「あれ、○○って書いてある!」って指差しながらいう気持ちがすっごいよく分かりました。
そして、いくつになっても新しく知ってそれが活用できるって、ほんまに嬉しくて楽しいことなんだなーって思ったー。

そして、やっぱり数字は読めた方が絶対いいです!
金額がわかるのもなんだけど、全くわからない文字の中で、一部だけでも分かる部分がある、というのはものすごい安心感につながります。

イランに行く際には早い段階で数字表記、覚えてくださいね!


・お酒
イスラム国なので当然アルコールは御法度。
私たちは別にそんなにアルコールを欲さない夫婦なのでまったく支障はありませんでしたが、
「晩ごはんはビールでしょ!」な晩酌派からすると、なかなか辛い環境だったようです。

だけど…
なぜか酔っ払ってる人が??

どうやら家庭でこっそりお酒を作ってるよう。

私たちもシーラーズの宿で同じ階になったイラン人男性グループからビール的なもののおすそ分けをいただきました。
(この兄ちゃん達は鍋も油も持参してポテチをキッチンで揚げてた。
スープを作ってる私たちに調味料や野菜をくれたり、揚がったポテチを部屋まで持ってきてくれたりした)

兄ちゃん達は
「これ、飲んでみなよ。イヒヒ」
と悪い顔でコップを差し出してきます。


渡されたビール風?飲料

「すっごいんだぜ!クラクラだぜ!ニヤリ」
と言うので、おそるおそるちびりと飲んでみると…

う~ん…
なんだろう?
ほのかーにアルコールが入ってそうな、甘いジュースじゃん?
まずいものではないけど、酒じゃないなー。
でも兄ちゃん達は上機嫌で酔っ払ってます。

アルコールに免疫がないから、ほんのちょびっとだけアルコール分があるだけで楽しくなっちゃって、
とってもかわいかったです。

お店では「ビール風飲料」をよく売ってました。
日本のノンアルコールビールとは全く違うので、ビールに飢えてた男子は飲んでがっかりしてました。
でも私たちはこれ好きだったなー。
ホップの入ったアップルサイダーみたいで、少し苦みのあるすっきり炭酸ジュース。
「キリンの泡」みたいな感じでよく買ってました。


これはレモンテイスト。他にもリンゴとかブドウとかあっておいしい!

イランだけではなく、イスラム教国はアルコールはNGなので、現地の人の嗜好品はもっぱらタバコと甘いものになります。
喫煙率は高かったー。
アンチ煙な私は風に乗って顔面にぶつかってくる煙に何回まゆをしかめたことか。
シーシャ(水タバコ)の匂いは嫌いじゃなかったけど。

甘いものは中東名物と言ってもいいでしょう。
激甘です!!
中東のどこに国のどんな小さい町にでも、あっまーいお菓子屋さんはたくさんありました。


シーラーズのシュークリーム
おいしかった!
お店のお姉ちゃんがめっちゃ美人だった!



・フランス
イランに来て疑問に思ったことが、よく写真を一緒に撮ったあとなんかに若い子中心に
「メルシー」
って言われること。

めるしー??

イランのありがとうは「ヘイリーハムヌーン」ですが、ライトに「ありがとー」って言いたい時なんかは「メルシー」って言ってきます。
車もプジョーが目に付いてたし、なんだかフランスかぶれ???

その理由はイラン革命の指導者、ハメイニ師が革命前にフランスに亡命していたことにあるようです。
テヘランの国際空港も建設はフランスの企業だったみたいだし、
フランスとのパイプが強い理由が分かりました。


・日本
イランは親日だと言われます。
経済制裁前まで日本の企業は積極的にイラン進出をしており、日本人の駐在員も多くいたよう。
日系企業に働いていたイランの人も多く、「日本の企業に勤めていたことがあるんだ」とカタコトの日本語で話しかけてくれるおっちゃんがよくいました。

そして日本に出稼ぎなどで来るイランの人も多いようです。
シーラーズで出会ったザマーニもそう。
親戚が日本で働いていたから、そのツテを頼って15歳くらいで日本にやってきています。
(ザマーニは日本のタクシーでぼったくられたことがあるそう。
途上国などで私たちがターゲットになってぼったくられるのはある話だと思いますが、
日本人が出稼ぎに来た外国人をぼったくってることがあるなんて、ものすごくびっくりして腹が立った。
「日本でぼったくられるなんて、普通ないと思うじゃん?それがあったんだよー」
って言ってました(>_<))

イランの人にとって、「日本=おしん」!
日本人だって言ったら「おしん!!」って返ってくる。
そんなに人気なんだー、と思っていたら、シーラーズの宿で隣の部屋からおしんのテーマソングが聞こえてきてびっくり!
現在も絶賛放送中です!!
なつかしかったー。
当時3歳だった私も「しん!しん!」と言ってよく見てたんだそうです(親情報)。

でも、今人気があるのは「チュモン」のようで、日本のテレビだと思って「チュモン!チュモン!」と言われることも多くありました。
ここでもコリアンパワーに押され気味です(>_<)


韓流ドラマはここでも人気!

日中韓は区別がつけにくいんでしょうね。
まず私たちが声をかけられるのは「チーニー」です。
これは中国人を意味しています。
純粋に「チーニー?」と言われることもあれば、ものすごく侮蔑的に言われることもあります。
「チン!チョン!チャン!!」とはやしたてられからかわれることもあります。
「ジャパニーズだ」と言うと態度が一変するわけですが、ちょー感じ悪いしイラっとします。
幸い私たちはあまりそういう目には合いませんでしたが、(なくはない)
このいやーな「チーニー攻撃」に合う人も多く、イランを嫌な思いで去っていく人も結構いたよう。

なんでしょねー?
自分らが「イラン人!」と呼びかけられて嫌な思いはしないんですかね?
日本で「ガイジン、ガイジン」って言われると同じようにイラッとするんかな、って思った。
また、猛烈な勢いで進出している中国を表しているんだろうな、とも思った。
いかにも裕福そうな中国人旅行者も結構見かけたし。
金にモノ言わせて、みたいな部分もあるんかなー?

先日、イスラエルの高官が「イランには自由がないから国民はジーパンもはけないし、洋楽を聞くこともできない!国民は圧迫されている!」と言っていましたが、
若者もおじさんも女性も、全然フツーにジーパンだし(ダンナさんの目から見たら信じられないほどダサいジーパンなんだそうだけどww)、
西洋の音楽もおおっぴらではないものの、結構簡単にふれることができそうでした。

無知とかステレオタイプとかで一方的に偏見の目を持ち、思い込みで非難する。
どこの国でもあることで、気をつけなきゃ、ですね。
一番の解決策は、実際に会って言葉を交わすこと。
日々実感です。

えり
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。