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ブルガリアいろいろ

旧共産主義国で、ソ連の影響を大きく受けていた東ヨーロッパ。

小学校5年生の時にベルリンの壁が崩壊しているので、
ソ連の崩壊や共産主義国の路線変更をニュースで見てはいるけれども、
それがどれだけの大きさを持っていたのか、
当時は意味がよく分かっていない、という世代です。

でも勉強するにしたがって(主に社会人になってから)、
現在を理解し、未来を考えるためには、東西冷戦や共産主義そのものを理解しなければ進めないな、
と感じるようになりました。

ま、そんな大それた話よりも単に社会体制が違うとどうなるのか、という未知の世界で調べれば調べるほど面白くなっただけなんですけどね^^;

そのため東ヨーロッパの今に興味津々で、
見るものすべてが「へー!」の連続でした。
事前の知識が少ない国は、発見が多くおもしろいですねー。

西ヨーロッパを現在まわった所ですが、そう言えば東ヨーロッパほどの「へーっ!!」と感じる新鮮味は少なかったな、と振り返ってみて感じます。

東ヨーロッパはこれから各国振り返っていきますが、まず私がブルガリアで感じた「へー!」をいくつか。

・文字
キリル文字です!!



いわゆるアルファベットのラテン文字とぱっと見近いので読めそうに見えますが、まったく読めませんっ!!

アラビア語とかヒンディー語なんかは見るからに読める気がしないけど、
キリル文字は読めそうに見える分だけ、読めなさにびっくりします。


地下鉄の駅名表記
英語併記なので、一つ目の単語は「セントラル」っぽいことが書いてありそうな感じはする


読めそうで読めないのには訳があります。
英語、ドイツ語、フランス語などラテン系、ゲルマン系で使ってるいわゆるアルファベットのラテン文字も、
ロシア語などスラブ系で使われているキリル文字も、
どちらも起源はギリシャ語からきていて、
でも全然別の変遷をたどったからなのです。

だから形は似ていても音は全然違うものが多く、Pの形をしてるけど読みは「R」になんてなっちゃって、
下手にラテン文字が読める分だけ混乱してしまいます。

スラブ文字はロシア語などスラブ系言語で使われることが多いですが、
スラブ系言語だけど汎用性を考えてラテン文字を使ってる、という国もあります。
この後行くコソボやハンガリー、チェコなどはスラブ系の言語だけどラテン文字を使っているため、
何となく読みはわかるので地名とかで助かりました。

それでもアラビア系の文字よりスラブ文字の方が100倍も推測が可能でしたが。

・東方正教会
イスラム圏からキリスト教圏にやってきました。

キリスト教は大きく3つの宗派があります。
古い順に

カトリック
東方正教会
プロテスタント

です。
ここからさらに細かく分かれるのですが、大雑把にくくるとこんな感じ。

ローマ帝国が分裂する時にキリスト教教会も分裂し、
東ローマ帝国側のキリスト教が、ローマ教皇の権威を認めない東方正教会となります。
だから東ヨーロッパは東方正教会が中心です。


アレクサンドルネフスキー教会
丸屋根は正教会の特徴
ロシアのイメージもそうじゃないですか?
モスクみたいにも見えちゃう


カトリックとプロテスタントのイメージはあるのですが、東方正教会は未知の領域だったのでワクワク♪

まず祭壇の形が違います。
聖なる領域にカーテンやついたてで仕切りがしてあり、奥は見えないようになっています。


アレクザンドロスネフスキー教会
撮影不可だったので、ブルガリアの観光局からもらってきました。
奥が見えないようについたてがあるのがわかるかなぁ


また、その国のキリスト教貢献者(と思われる)がイコン画として壁に描かれていているのも特徴的。
きっとその国とその国のキリスト教の歴史がわかるようになってるんだと思います。


東方正教会は像はあまりなく、こんなイコン画がいっぱい
基本、無表情でのっぺり
人間らしく描かないことで神性を表すそう


礼拝の仕方も特徴がありました。
私たちは夕方の礼拝を見る機会がありましたが、
司祭による歌うような朗読や、決まった手順を丁寧にひとつひとつ行っていく様子に釘付けでした。

また、ダンナさんも書いていましたが、聖歌隊による歌声が圧倒的で!!
一時日本でも話題になったグレゴリオ聖歌のような感じですが、
教会に入った瞬間、四方八方から歌声に持ち上げられるような感覚になり、
しばらくどこから聴こえているのかわからないほどでした。

教会の建物にとって響きの良さがものすごく重要なのが分かった気がします。
あの音を聞いたら、何か超越した存在も信じられそうです。

イスラムのアザーンにしても、仏教の読経にしても、声のいい人が多いですが、
宗教において音、というか響きというのは理屈を超えて中に入ってくる、重要なパーツなんだなぁって思いました。

・トラム
ソフィアの町自体は、首都ですがこじんまりとして、静かな町でした。
人口116万人(広島市と同じくらい)ということですが、
とてもとてもそんな大きな街には見えません。

町が広く拡散してて、人が中心部に集中してないんかなぁ…?
静かと言うか、閑散としている、という方がいいかもしれません。

そのソフィアの町の交通の中心は路面電車のトラムです。
ものすごく小さな路地にも線路があり、町中を縦横無尽に結んでいました。

幅の狭い車両で、かわいらしい。
女性の運転士さんも結構いました。



乗り方はあらかじめタバコ屋さんでキップを購入し、乗ったら自分で改札をします。
車両内にある黄色い穴あけパンチみたいなのでキップに穴を開けます。


一枚1レフ
70円弱くらい



右の柱にある黄色いのがそれ


これをしないといくらちゃんとキップを持ってたとしても、
検札にきた時にキセルとみなされ、高額な罰金を払わされるのだとか。
(キレイなキップだとまた使えてしまうから)

また、私たちのバックパックみたいに大きな荷物を持ち込むと、それにも一枚キップが必要です。

日本ではなかなかない乗り方なので、最初は戸惑いましたが、
この「自分で改札。しないのが見つかったら高額罰金」というのはヨーロッパではよく見られる方法でした。

でも実際「キップを拝見」されたことはほとんどなく、
「キップ買わなくても乗れてるじゃん」と思ったことは数知れず…
いや、小心だから毎回ちゃーんと買ってましたがね!(ほんまに!!)

地元の人が何もせずにバンバン乗ったり降りたりしてて、全員が全員定期券ってわけじゃないだろ?とは思った。

・市場
夜は宿で伸びまくったトマトパスタをビール付きでタダで食べることができ、
朝はしっかり朝ごはん付きで昼の分までがっつり食べていたため、
3泊もしたのに外で食べる機会がありませんでした。

一回だけ自炊。
そのために市場やスーパーで買い物をしました。

スーパー、市場めぐりは私たちが旅中1,2に好きなことです。
どんな物が置いてあるかも楽しいし、
どういう売り方をしているかとか、
どんな物がポピュラーなのかとか、
日本製品があるかとか、
日常生活が垣間見えて、すっごく楽しい!

ブルガリアでまずびっくりしたのが、ビールが大きい!!
小さな爆弾のような、ペットボトル入りのビールが5Lとか!
で、それがめっちゃ安い!
(値段は忘れちゃった…)

味はピンキリで、安いのはそれ相応にうっすーいじゃぶじゃぶしたビールでしたが。
まぁ、飲みやすいと言えなくもない。

それから、お肉屋さんで羊の頭が目玉付いたまんまでゴロッと置かれていたこと。
(皮は剥いであり)
目が合っちゃったよ>_<

別にそれを残酷っ!とかは思いません。
だって自分だって動物の命を食べてるんだから、
命を感じられる置き方がしてあったって、それはそれでいいんです。
逆にキレーにしてパックに入れちゃったりして、イノチを極力感じさせないのも良くないよなぁ…と思ったり。

でも、目が合うと反射的にぎゃーって思っちゃいますねー。
家庭で調理できるんかなぁ??
すごいなぁ~。

市場にはいろんな種類の野菜が置いてありました。
でも、1個とかじゃなかなか売ってもらえず。
みんなキロ単位でごっそり買っていきます。


町の中心にあるマーケット

英語も全く通じないおばちゃんたちで、じゃがいも持ち上げて
「これちょうだい」
って言っても
「さわらず戻せ!」
と怒られたり、
なかなか鋭い眼つきで腰に手を当て仁王立ちで待ち構えてるから迫力満点で、
気軽にお買い物♪とはいきませんでした(;_;)

ブルガリアでは指差して店の人が秤にかけながら入れていく方式なんだねー。
そして笑顔の安売りはしないんだねー。

ブルガリア、女の人は概して恐かったです^^;


ブルガリアは3泊4日で、今までの国で最短の滞在時間でした。
しかも、その中で今後のルートについて会議をし、調べまくり、
宿のパブリックスペースで旅仲間としゃべりまくり、
次へのチケットや宿の手配に奔走し、
観光は実質ちょびっとでした。

まぁ、ここからの展望が見えてきたのでよしとしましょう。

さぁ、こっからは一カ国1泊地獄が続きます>_<

えり
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