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ウィーン、今でしょ?!

タイトルはウィーンの観光キャッチフレーズ。
日本語では「行くなら、今!」と書いてあるんだけど、
英語では「Now or Never!」で「今か、来ないか!」で、要するに「今でしょ?!」って言いたいらしい。
日本語で「今でしょ」ってしたら突っ込まれまくるから、やめたんだな、きっと。

ウィーン2日目。

今朝は早起きをしてシェーンブルン宮殿に行きます。
ここはウィーンの中でも人気の高い観光地で、遅くなると待たされること必至。
今日しか観光できない私たちはシェーンブルン宮殿だけで1日を終えるわけにはいかないので、
昨夜買いっぱぐれた朝ごはんをマックでそそくさと済ませ、シェーンブルン宮殿へと向かいます。
と言っても宮殿到着が9時半だから、働いてた時のことを考えるとたいして早くないんですけどね…

最寄駅から人の流れに乗って歩くこと10分弱。
黄色の宮殿が門の向こうに!



オーストリア・ハプスブルグ帝国の夏の離宮、シェーンブルン宮殿です!!

社会科教員といえど、世界史は門外漢な私。
そんな私でもマリアテレジアがここでマリーアントワネット達を育てていた、と聞けば『ベルサイユのばら』の知識から、「おー!」とくらいは思います。

チケットは入ってすぐ左手にある建物で買います。
いろんな種類のチケットがありますが、日本語のパンフレットがちゃんとあるので、それを見て選べばOK。

最初の27室を見て回るインペリアルツアー。
さらに奥まで計40室を見て回るグランドツアー。
それに加えて宮殿の庭の有料ゾーンも入れるクラッシックパス。
シェーンブルン宮殿の他に、ウィーンの街中にある王宮のチケットも一緒になったシシィチケット。
などなど…。

私たちはクラッシックパスを選択。
チケットには時間が印刷されていて、その時間まで入場できないことになっています。
指定時間は10時17分。
15分少々の待ち時間で入れました。


馬車がいにしえを彷彿とさせます

どのチケットを買っても音声ガイダンスがついてきます。
日本語も選択可能で、この音声ガイドがあったおかげでかなり勉強になり、充実した見学になりました。

ハプスブルグ家には歴代の当主や后がいますが、その中でも主に女帝マリア・テレジアと、実質の最後の皇帝、フランツ・ヨーゼフとその皇妃のエリザベート(通称シシィ)にスポットが当てられて解説が進んでいきます。

マリア・テレジアの近世の王としての見識と度量に加えて、母としても妻としてもすごい人であったことや、
ハプスブルグ家では将来皇帝となる身であっても手に職をつけさせることになっていて、フランツ・ヨーゼフも庭師としての技術を小さい時から訓練されていたとか、
フランツ・ヨーゼフがどれだけ皇帝として国務に精励したか、奥さんであるシシィをどれだけ大好きだったかとか、
一方でシシィはハプスブルグ家での生活が嫌でたまらなくて、病的なほど美容に執着していったかとか、
でもシシィはオーストリアでもハンガリーでも未だに大人気とか、
各部屋の構造や調度、絵画からエピソードが語られます。

ちょっとしたエピソードもすごくおもしろく、やっぱりただ見るだけじゃ、全然プラスになってないよなー…、と痛感。
このガイドがなかったら豪華絢爛な部屋や調度を見ても
「へー、すごいねー。お金あったんだねー」
しか言えなかったと思います。

それ以降、日本語の音声ガイドがある場合は積極的に借りて聞くようになりますが、内容的にもシェーンブルン宮殿の音声ガイドはわかりやすくって面白い、かなりレベルが高いガイドでした。
宮殿内は写真NGだったのが残念だったぁ~

シェーンブルン宮殿は全部で1400室くらいあるらしく、現在そのうちの一部は公務員用のアパートとして貸し出されてるんだって!!
元宮殿である世界遺産に住めるってすごすぎ!!
日本で言うと姫路城の空いてる部屋に住めるようなもんじゃん!
宮殿の維持管理のための経費集めの一環だろうけど、日本ではそういう発想は生まれにくいですねー。


住居になったり事務所になってる一角


住んでるっぽい!

宮殿内をじっくり時間をかけて堪能したあとは庭の散策。
少し登った高台にグロリエッテという展望所があり、そこをめざします。


上の門みたいなところがグロリエッテ

遠いっっ!!!

同じ敷地内とは思えないほど遠い!

たっぷり上りを歩き続けること約20分。
庭園と宮殿、そして背後に広がるウィーンの町並みを見渡せるグロリエッテに到着しました。

ここからの景色はとてもいいです。
歩いただけの価値はある。
旅中は本当に運動不足なので、いい機会になりました。


風も気持ちいい~!
朝寒くて着込んで来たのを後悔


でも思いの外時間がかかりすぎたため、ちょっと休んだらすぐ下りて、次の目的地へ。
国連ウィーン事務所!
ここは私たっての希望です。


事務所入口

国連の本部はニューヨークにありますが、そのほかに人文科学系の事務所がウィーンに、経済・社会系の事務所がジュネーブに、貧困対策・環境系の事務所がナイロビに、と大きく4ヶ所に機能が分かれています。
その国連ウィーン事務所を見学しに行きました。
何だかんだ言っても、やっぱり国連の理念ってすごいと思うの。

平日午後2時から「国連見学ツアー」が開催されていて、事務局の中に入れて英語ですが説明を受けることができます。
予約がベストですが、当日その時間にいれば入れてもらえそうです。
参加料は6ユーロ。
(要写真つきID)

…なんですが…!!
14時すぎに到着してしまって、ツアー、参加できませんでしたっっっ(>_<)

というのも、シェーンブルンで思った以上に時間を使ったこと、地下鉄の出口を反対に出てしまったこと、国連ツアーについて調べようとネットができるカフェでランチにしたこと…
などが重なり、「14時からツアー、当日も大丈夫そう」という情報を得た時には14時の直前になっていたのです…
(ウィーン市内から地下鉄でインターナショナルセンター駅に着いたら、進行方向と反対側=左側の出口から出ると、事務局入口です)

うぅぅぅぅ…国連内部に入りたかったぁぁぁぁぁぁぁ
事前の情報収集、やっぱり大事だよぅぅぅ(>_<)


加盟国の国旗が並ぶエントランス


それでも入口で飛行機に載るみたいな荷物チェックを受ければ、カフェと売店には行けます。
ガラス窓の向こうの建物にいる、国連職員のIDを首から下げた様々な人種の人たちが足早に、もしくは悠々と闊歩する姿によだれがたれそうなくらい羨望の眼差しを向けながら、カフェでココアを飲みました。
「国連職員」とか、かっこよすぎる…(>_<)!!


UN!

売店では国連マーク入りのグッズとかも売ってて欲しかったんですがこちらは我慢して、切手シートを買いました。


国連発行の切手シート

さっそく日本の家族に向けて絵葉書を書き、ウィーン市内の郵便局に出そうとしたら、
「この切手、オーストリアの切手じゃないから出せませんよ」
と言われ…

国連が発行している切手は、国連内で投函しなければ利用できない…
よく考えたら当たり前ですね…
と同時に、大使館と同じく国連内も治外法権なんだなということを実感。

次回の国連訪問のチャンスはニューヨーク。
次回は絶対見学ツアーに入って、国連内のポストから日本に郵便を送るぞーー!

盛りだくさんのウィーン観光。
次はダンナさんたっての希望のクリムトを見に行きます。
私…恥ずかしながら絵画の素養がないもので、クリムト、存じ上げませんでしたが…



この絵は見たことあります!

ウィーンはクリムトの活動の中心だった場所で、いくつかの美術館に所蔵されていますが、その中で分離派会館(セセッシオン)に行きました。
ここはクリムトの作品の中でも「ヴェートーベン・フリーズ」という作品だけが展示してある所。
分離派会館はギャラリーとしても利用されるみたいですが、この作品のためだけの美術館、といった様相です。


パンフレット
私たちが行った時は日本人ばかりでした


「建物があってそこに絵画がある」という美術館ではなく、「特定の絵画のための建物」という美術館は岡山の直島の「地中美術館」にも行ったことがありますが、
ものすごく作品に寄り添うことができて、普通の美術館で見る以上に絵が自分の中に入り込んでくる感覚で、すごくいいです。

すっかり浸ったあと、水曜は夜9時まで開いていると「地球の歩き方」に載っていた、ベルヴェデーレ宮の上宮にもクリムトをさらに見に行きます。
…が、’12~’13年版の「地球の歩き方 ヨーロッパ」の情報が違ってて、閉まっていました(--;)
(この建物は上宮と下宮があり、「上宮は水曜日21時まで開いてる」と載っていたのですが、21時まで開いてるのは下宮の方でした)


ベルヴェデール宮、写真だけ(;_;)

というわけで、丸一日、がっつり歩きまくったウィーン観光。
やっぱりウィーンを1日で、というのは無理でした(^_^;)
ホテルザッハーでザッハートルテも食べたかった…「甘すぎてムリ」という声もよく聞くけど。
ヴィナーシュニッツェルも食べたかった…。


ザッハーのトラックでザッハートルテを見てガマン

治安も良くて魅力がいっぱいのウィーンです。
また来なきゃなー。

えり
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