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初!列車で国境越え!

クロアチアのドブロブニクは噂に違わぬ観光地ぶりで、それはそれで良かったのですが、
穴場的な部分で言えば、モンテネグロはほんとに風光明媚な国でした。
きっとこれから人気が出ること、まちがいなしだと思います!!
コトルからポドゴリッツァへのバスからの景色は、
山あり、海あり、農村あり、湖あり、岩山あり、緑あり、
あきることがありませんでした。
その絶景自慢のモンテネグロが誇るのが、モンテネグロ・セルビア間の列車、バール鉄道です。
ヨーロッパ全域の列車を扱う時刻表として名高いトーマス・クック時刻表に絶景路線として掲載されているそうです。
遅れるので有名でも、バスよりちょっと高くても、バスよりも時間がかかっても、
そりゃ、乗ってみなきゃ、でしょ?!
初の列車での国境越えにもワクワクです。
朝10時、列車はほぼ定刻通りにポドゴリッツァの駅にやってきました。
ポドゴリッツァは始発駅ではないので、優秀な滑り出しです。

ディーゼル音とブレーキ音をガンガンさせながらやってきました
座席は6人向かい合わせ、個室型のコンパートメント。
みんな友達だったらすっごい楽しい仕様だけど、初対面どうし、国籍の違う3グループ6人、
(スイス人のバックパッカーカップル、セルビア人のおじいちゃんと孫の男の子、私たち)
これから9時間、膝をつきあわせて共に過ごすとなると、ちょっとしんどいシステムです。
向かい合わせって、なんか疲れるん…(-.-;)
英語が話せてコミュニケーションがとれれば、きっと楽しいのになぁ…
列車は出発早々川沿いを上流に向かい、渓谷沿いに進みます。
V字に削られた渓谷と清流、先に伸びる線路と、絶景の名にふさわしい景色が続きます。

ポドゴリッツァからは左手が絶景なので、(右側は斜面の崖で、ちっともおもしろくありません)
通路に出て、立って窓からの景色を楽しんでいました。
ただ、渓谷沿いの斜面を削って線路を敷いているため、トンネルが多い!!

1時間ほど、渓谷を走り続け、ハイライトの鉄橋を渡ると、山岳路線になります。

この鉄橋を渡ります
ここからは自然が豊かだけどそんなに代わり映えのしない景色が続きます。
おやつを食べたり、ブログを書いたり、ウトウトしたり。
お向かいのカップルはおもむろにバックパックからナイフを取り出しトマトを切り、
パンにマヨネーズとトマトケチャップをつけて食べてたり。
あー、ヨーロッパのバックパッカーって調味料も持ち歩くんだぁ…なんて眺めたりして。
(その後、マヨネーズも醤油もはちみつもオリーブオイルも持ち歩くようになる私たちです)
ポドゴリッツァからベオグラードまでの所要時間が約9時間。
ベオグラード発で列車に乗ると、疲れきった頃絶景を迎えるので、ポドゴリッツァから乗ってテンション上がったまま楽しんで、あとはまったりするのがおすすめです(^_^;)

おつかれぎみ~
この路線、昔は7時間台で走ってたらしいんだけど、老朽化から速度を上げられず、今や9時間…
それでも3時間遅れもざらにあるとか…
出発から3時間ほど走ったところで列車が長く止まりました。
セルビア人のおじちゃんが、
「ここがモンテネグロ最後の駅だよ」
と教えてくれます。
コンパートメントで待ってると、モンテネグロのイミグレーションの係員がやってきて、パスポートに出国のスタンプを押してくれました。
次の駅ではセルビアの入国管理官が乗り込んできてスタンプポン。
おおー!楽ちん!
トルコ→ブルガリアの時は、深夜にトルコ側でバスを下ろされ出国審査を受け、
バスに戻ってちょっと行くと、今度はブルガリアの入国審査のためバスを下ろされ、
列を作って各30分程度かかってました。
これ、しんどかったー(>_<)
その後のバスでの国境越えは、バスの中でパスポート集められて持ってかれ、スタンプが押されて戻ってくる方式。
これも楽ちんだったけど、出入国管理官、御自らが足を運んでくれるなんて、逆ドライブスルーみたい!

セルビアの入国スタンプ。列車入国なので列車のマーク。
他にも車、飛行機、船などのマークもあり
セルビアのおじちゃんはパスポートじゃなく、写真付きのIDカードみたいなのでパスしてました。
今や独立した国家になったと言っても、元は一つの国。
行き来は比較的しやすいようです。
おじちゃんはこの線路がちょっとだけボスニア・ヘルツェゴビナも通ってることを教えてくれました。
ここも1時間弱で通り抜け。
前回のドブロブニクに行く途中といい、どうやらボスニア・ヘルツェゴビナとは縁がないよう。
昔はこの通り過ぎるだけでもパスポートチェックがあったようです。

ステキな光景
日もすっかり暮れ、景色も楽しめなくなった頃、GPS的にはベオグラードが近づいて来て、
お、これは案外予定時間にそう遅れずに着くかも…?!
と思ったのに、なぜか線路上で停車する時間が長くなる列車。

セルビアに入るとこんな列車ばかりに!
描かれたなら消しなさいっ!って思うし、
描かせたならクオリティの低さにびっくり
進んでは止まって、そしてちょっと進んでは止まるを繰り返し、到着予定時刻を過ぎていきます。
結局2時間ほど遅れてセルビアの首都、ベオグラードに到着しました。

また来たっ!キリル語圏!
スイス人カップルはこの後ブダペストに行く夜行列車に乗るため、急いで降りていきました。
ここからブダペストへはさらに8時間…
朝6時過ぎに着くんだって(>_<)
きゃー!よくやるわ!!
今日の宿はHostel Fairという所。
ここ、8人ドミトリーでなんと、1人1泊約750円!!
共用スペースは広くてきれいでWi-Fi飛んでるし、トイレやシャワーブースもきれいで、めっちゃおすすめ!

共用のリビングスペース
特に初日は8人部屋に2人だけで、のびのびでした。
これにて一国1泊(もしくは無泊)週間終了!
ブルガリアを出てから5日間で7回の国境越えでした。
疲れたぁぁぁぁぁぁっ!!
セルビアでは2泊します。
えり
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