RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   

ネパールから幸せを考える

ネパールは後発開発途上国です。
一人当たりGNI(国民総所得)は年約400$です。

インドは約1200$、
日本は約38000$。
(ケタ、まちがってませんよ!)

単純にいうと日本の100分の1の収入だと言えます。

国の財政の大きな部分を外国からの支援に頼っています。
貧困の撲滅が大きな課題ですが、安定しない政治と、上層部の腐敗でなかなかうまく循環していないんだそうです。

それでも、インドの3倍不幸そうには、
日本の100倍不幸そうには、
決して見えませんでした。

当然豊かではないでしょう。

でも、子どもの笑顔がキラキラしてて、
お父さんが子どもを抱っこしている姿をいっぱい見、
学校に行く前に女の子はお母さんに髪を編んでもらって、
その周りにご近所さんかなんかがいて、
(家の外が部屋の延長って感じで、外で団欒やってるから丸見えなの。
コンクリやレンガで壁と屋根だけ作った、暗ーい狭ーい家が田舎に行くと多いですからね)

という光景をかなり奥まった人外境のような集落でも見ることができました。

穏やかな人々の表情から、いい国だなーという印象を強く受けました。



特にインドから入るとなおさらです。
インドはネパールの3倍の国民総所得ですが、
平均というものが全く意味をなさない国なので、
ネパールで見た人々よりとんでもない生活(とも呼べない生存)をいくらでも目にしました。

また、女性の自立の割合もネパールの方が高い気がします。

運転している女性をインドではほぼみかけませんでした。
町を歩く人の割合もインドより明らかに女性が多いです。
また店番などをしている女性も多いです。
インドでは給料をもらうような働き方をする場に女性の姿を見ることは本当になかったです。
タイでは女性の方がバリバリやってる印象でしたが…。
ファッションもカジュアルで、メイクも自己主張のあるメイクが若い子には目立ちます。

都心部だけかもしれませんが、それでもインドより途上国だという風には見えませんでした。

カーストも残ってたり、
女性の方が識字率が低かったり、
(全体でも60%、女性は半数を切るくらい)
問題点はいっぱいあるんだろうけど、
私には確実にインドよりいい印象。

道路のゴミも少なくて、クラクションものべつまくなく鳴ってなく、道もまだ秩序ある感じ。

逆に、インドの方がどうにかしなきゃいけない部分をいっぱい抱えているんじゃないかなぁ…
まぁ、あの無秩序さが持ち味だとも言えるのでしょうが。

でも、道端で目になーんにも写ってない、うつろな顔で手だけをこっちに差し出して来るおばあちゃんがいっぱいいるのは、持ち味通り越してると思います。
(ネパールにもいないわけではないですが。日本にもね)

要するに、統計とか平均とかはあくまでも一端を表す数字でしかなく、
幸福度でも何でもないっていうことですね。

人々の生活は数字で表されるようなものではなく、
それぞれの心の中にあるもので、
国の政策とか何とかで数字を目標にするのは仕方がない面があるにしても、
個人までが目に見えるそれを目標に走っちゃうと、違うことになっちゃうんだろうな、
と思いました。

シアワセって何なんでしょうか?

お金や財産があること、学歴や社会的地位が高いこと…
目に見えることに私たちは向かいがちです。
誰かと比較しやすいし、結果がわかりやすいもんね。

でも、今の日本は、目に見えるものを追っかけて(追っかけさせられて)るうちに、
心の中から湧き上がるシアワセの感度が下がってきてないかなぁ?
うまく汲み上げることができなくなってないかなぁ?

シアワセって、無理からに追っかけて手に入れるようなもんじゃないんだな、
もっと当たり前に、手の中にあるもんなんだな、
とネパールの人々の表情から感じました。



私は今、幸せです。

それは世界一周しているからではなく、
それを応援してくれてる友達、仲間、教え子たちがいてくれて、
支えて見守ってくれる家族がいてくれて、
こんな私とどんな時にも一緒にいて、絶対守ってくれるダンナさんがいてくれて。
だから充実感のある日々を送らせてもらってる。

ありがたいなぁ、って感じられることが幸せなんだなぁ、と思います。

ガツガツ働いていた時は充実してたし、すっごく楽しかったけど、
こんなことをしみじみ振り返り、感じるヒマがありませんでした。
とにかく前に走り続ける日々でした。

社会的にはドロップアウトですが、今回人生において、こんな時間を持つことができて、本当に良かったと思います。
でも、誰もができることではありません。

旅先で出会う西洋の人たちは1ヶ月のホリデーなどで来ている人がほとんどです。
一方日本人は、1週間以下の弾丸ツアーか、大学休学、または仕事辞めたからには世界一周、の極端な選択肢しかありません。

旅に出なくても、自分を取り戻す、少し立ち止まる時間があれば、
もう少し人生に選択肢があれば…

人口が減り、経済も下り坂で、将来的に高度経済成長やバブルなんて望むべくもない日本です。
昔と同じ数字を目標にすること自体がもう幸せに結びつかないことに薄々気づいていながら、
それを追っかけ、追っかけさせざるを得ないことが、
こんなに豊かなのになんだか元気のない国にしてしまってる原因じゃないかな…

なんてことを思ったネパールでした。
まとまってませんけど…

えり
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。