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「恋するダハブ」へ行きたいの!

ペトラからダハブに向かうことを決めた次の日、8時半にホテル出発!
…のはずが、バスが来ない(>_<)


この地図の、黒い四角の部分が今回の移動ルートです
黒四角を拡大すると…



こうなる。
ペトラからアカバ、
アカバからヌエバ、
ヌエバからダハフをめざします。


ホテルのオーナーに聞いても「もう来る、待ってろ」の一点張り。
なーのーに、来ない。
これが波乱の、超長い一日の序章だったのです。

一時間待ったところで、ホテルの車が動き、バスステーションまで送ってくれました。
そこにいたのは目的地アカバ行のバスと、待つ人々。


マイクロバスサイズ

ヨルダンでは時間になってもお客さんが集まってなかったらバスが発車しないことは往々にしてあることらしく、
私たちも乗ってくれる人をひたすら待つことに。

この日は金曜日。
イスラムの世界では金曜日がお休みの日で、特に人が集まらないんだとか。

今日も雲一つない青空。
ヨルダンに来て雲を全く見なくなりました。
ひたすら空を見続けること2時間。

「もう2ディナール(約280円)ずつ払うなら出発する」
と言われ承諾。
だって、次の交通機関は一日1便(2便?)のフェリー。
できるだけ早くアカバに行って欲しい。
イライラするだけ損だから、「間に合わなかったらアカバで一泊だな~。それもアリかなぁ~」
とかって考えてるけど、そりゃ計画通りに行くに越したことはない。
(ダンナさんはちょっとイライラしてた模様(^^;; )

ようやく出発。
ヨルダンは道がすごく良く、バスは滑るように砂漠の荒野を進みます。



ベドウィンと呼ばれる遊牧民がテントを張り、羊やヤギを放牧しています。


黒いのがテント
厚い羊毛でできてるみたい



トゲトゲの枯れ草かかろうじてちょこっとある場所に放牧

所々石積みがしてあって、何かの目印なのか、惟敬の対象なのか。


いたるところに、大小様々ありました

テントの中に「UNHCR」の文字のあるものが。



「国連高等難民弁務官事務所」の略称です。
センター試験、現社・政経に出ますよー。

と、いうことはこのテントの人たちは難民、ということでしょう。
当然、「パレスチナ難民」です。
パレスチナ問題についてはイスラエルで触れますが、イスラエルから多くのパレスチナ人が難民としてヨルダンに避難をしてきています。
知識は当然持ってて、授業でも教えてて…
でもこうやって目の当たりにして「感じる」のは違うんだと実感。

走ること2時間、標高がぐんぐん下がり、比例して気温がぐんぐん上がった頃アカバに到着。


紅海見えたぁー!

あっつ~!

アカバはヨルダンで唯一海に面している、貿易とリゾートの都市です。
エジプトのヌエバに向かうフェリーのチケットを買い(70ドル!!)、少し離れた桟橋までタクシーで。

このフェリー、まーったく先が読めないことで悪名高いフェリー。



現に、前段階で調べたところ「13時の便がある」とあったのに、チケット売り場では「15時だ」と言われ、
船に乗り込めたのが「18時」で、出航したのが「20時」。
フェリー会社の人でも、もはや誰もこの船がいつ動くのかわからないのです。

覚悟はしてたけど、ほんと、待たされたわー…。
高いくせに…。


ひたすら待つのみ

ちょうど夕日がシナイ半島に沈むのを眺めながらの船旅ね、と思ってたのに、
動き始めたのはとーっぷり日が暮れてからでした…。

船旅は2時間半ほど。
船の中でエジプト入国の手続きをし、あとは爆睡。
船室自体は高いだけあって快適そのもの。
クーラーにリクライニングのきく大きめの座席。



ヌエバの桟橋に22時半くらいに着いたようです。
この段階ですでに、ここから1時間かかる目的地のダハブまで、どうやって行ったもんだか…と困っていたのですが、
貨物が先に降りるのか、またまた待機地獄が続きます。

下船案内が出たのが日付が変わる目前。


預けた荷物が出てこず途方に暮れる

荷物を受け取り、税関チェックがあり、港から出られたのは1時前!!!


エジプト人の荷物の量がハンパないっ!
商売かなぁ?


おっと、時差で一時間巻き戻り!
エジプト時間はまだ12時前でした。
…って言っても何のなぐさめにもならーんっ!!

もう、こんなことなら夜が明けるまで船で寝させてくれたらいいのに…。
こんな時間なんかバスもなく、ぼったくりタクシーが手ぐすね引いて待ち構えるのみ。
一夜を明かせるようなターミナルもない港で、vsタクシー運転手をするしかない。
…けど、気力もわかない…

ツーリストポリスにダハブまでのタクシーの相場を聞くも、英語通じず。
「ツーリスト」ポリスのくせにー!
ダンナさんにむかって
「英語で話してくれ」って言う始末!!
あんたらのリスニングと発音がおかしいんじゃーーーっっ!!
アラブもインドと同じ、「R」が「ル」になる地域でした(>_<)
ちょっとプライドを傷つけられたダンナさん。

ダハブまで250エジプトポンドと言い張るタクシー運転手。
1エジプトポンドは約15円なので、約3750円。
よくわかんないけど、まっとうな価格を言ってるはずはないので、ひたすら無視。
地元のレストランのお兄ちゃんの加勢で100ポンドになったので、
船から降りて一時間、ようやくタクシーに乗ることにしました。

はぁ…。

でもね、これで終わりじゃないんですよ!!

1時間真っ暗闇を走り続け、地球の歩き方に載っていたホテルを示して降ろしてもらったものの、
時すでに1時すぎ。
レセプション閉まってるっつーの!
入口チェーンしてあるので手も出せず。

月もない夜で、星座から方角を割り出し、ホテルがありそうな方向へ…

大きな犬がウロウロ…

重たい荷物ゴロゴロ…

怖いよぅ…
疲れたよぅ…

地図と街灯と星座を頼りに進むのに、一向に現れないホテル…(> <)
次の日、一本通りが違っていたことがわかりますが、この時は半泣きになりながらどこかわからないまま歩くしかありませんでした…。

何分歩いたのか。
長かったのか、実はそんなに長い時間でもなかったのか。

T字路に待望の人影!!!!

「開いてるホテル教えてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

少し驚いた様子のお兄ちゃんは、すぐ近くの建物に歩み寄り、涼んでいた人に声をかけてくれました。
涼んでいたのはホテルのスタッフだったのです。

よかった!危ない目に合わずにたどり着けた!!

キレイでおしゃれでいい匂いのするホテルに、お値段のことが頭をよぎりますが、
野犬がうろつく道へ逆戻りをする選択はできず、金にモノを言わせて安全を買うことにします。

そのお値段、46「ユーロ」。

ポンドでも当然なく(690円)、ドルでもなく(4600円)、ユーロ。

パチパチパチ(計算する音)
チーン!

6000円?!

うぎゃーーーーーーーっっっ!
この旅一番の高級ホテルじゃーーーーっ!
(ハワイは除く)

でも…命のお値段はプライスレスだから…

でも、滞在時間、すこぶる短いのに…

でも、もう動けないくらいヘトヘトだったし…

くそー…あのフェリーめぇ…

ブツブツ言いながら、「恋するダハブ」1日目の夜が明けようとしていました…。

えり
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