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トルコの政治と長距離バス

気づくとイスタンブールも5日目。
楽しくておいしくて、いつの間にやら4泊していました。
まだまだいたいんだけど、そろそろ動かなきゃ。

イスタンブールを発つ前日はジョー君と再会です。
アンマンでナンパされ、ペトラを一緒にまわった台湾人のジョー君です。

彼はペトラで別れた後トルコに入っており、この日が台湾に戻る日。
その前に会ってトルコ情報をもらうことにしていたのです。

相変わらず、超几帳面で丁寧なジョー君。
見所から行き方、オススメのバス会社に、じぶんがだまされてぼったくられた話までしてくれ、
とっても勉強になりました!

20130717_203239.jpg
台湾に寄るからね~

ジョー君とは新市街のタクシン広場で待ち合わせ。
ちょうど私たちが訪れる半月前、デモが繰り広げられていた広場です。

今は公園の中に一部、デモで犠牲になった人を悼むスペースがあっただけで、デモの痕跡はまったくと言っていいほどありませんでした。

20130718_165548+1.jpg
デモで犠牲になったと思われる人の写真と名前

日本で大々的に報道されていた時も、この広場以外は日常と変わらない生活が営まれていたそうです。
しかし、このタクシン広場では犠牲者が出る衝突になりました。

旅で出会った大学生くんもデモに巻き込まれてしまったそうです。
(イイコは決して近づいてはいけません!!)
参加者の話を聞いたりしているうちに巻き込まれ、催涙弾を浴びてしまったそうです。

目が痛くて痛くて、涙が止まらなくなり、水で流しても一向に痛みは収まらない。
のたうちまわっていたら
「これで流せ!」
とレモン汁を目にぶっかけられたのだそうです。
かえって痛くなりそうなものだけど、不思議とそれで痛みは収まったそうです。

考えてみると、デモ隊と警官隊の衝突の全然前から、広場ではなぜかレモン汁を売っていたそうで、
デモも立派なビジネスチャンスになって、ちゃっかりもうけてる人も…。

でも、なぜこんな対立になったのか?
それはトルコの建国の理念と現在の政治の方向性の違いが挙げられます。

現在のトルコの建国の父、アタチュルク。
彼は政教分離を進めることで現在のトルコを築きました。

20130718_165931+1.jpg
建物の国旗の横の人がアタチュルク
トルコ各地で彼の銅像や肖像写真を見ました


憲法や法律とイスラムの戒律を切り離し、
文字もアラビア文字からアルファベットが基本のラテン文字に変えました。
ヨーロッパとの交流に主眼を置いた政策といえます。
その結果、西洋化したファッションやお酒を国としては禁止しない、けどイスラム教徒の多い国となりました。
今では西欧世界とイスラム世界の橋渡し的存在となっています。

トルコ国民は世俗化したイスラム国家であることに誇りを持っている一方、
近年では経済の格差が広がり、イスラム主義を全面に押し出した政策が支持されることも増えてきました。

今の大統領はそういう立場で、
世俗化国家としてのトルコを支持する人々のデモがおこったのです。
イスラム化が進むと自由な部分に制限がかかることになるからです。
ビジネスも制限がかかる可能性があり、今回のデモは経済界から資金や物資の援助があった、という話もあります。

実際、自由主義(民主主義と資本主義)が進んだトルコでは競争による経済と技術、サービスの発展があったはずです。

私たちがもっとも受けた恩恵はバス!

20130727_083739+1.jpg
一番よく乗った、最大手メトロバス

長距離の移動はもっぱらバスのトルコ。
各社が参入し、路線と値段とサービスのバトルを日々繰り返しています。

その結果が、

キメの細かいバス路線
(どこでも行ける。時間帯もいろいろ)

新型の車両
(座り心地のいいシートに前面にはテレビパネル)

20130727_101410+1.jpg
映画やテレビが見れる
トルコ語吹き替えなので私は見なかったけど


飛行機のような車内サービス
(おしぼり、お菓子とジュースのサービス、アテンダントさんが乗車)

無線LAN!
(メトロバスは接続できないことがほとんどだったけど…(>_<))

となり、私たちは快適に旅をすることができるのです。

いやー、トルコのバスは良かった!
自由競争のおかげですね!

広大な国土のトルコをめぐる旅は移動時間が長くなります。
私たちの旅でも短い時でも4時間、
長い時は14時間。
国際路線なら50時間というバスも!

私たちの初トルコバスはカッパドキア行きの10時間。
夜行バスです。

バスターミナルのことをトルコではオトガルといいます。
めんどくさいことに、オトガルは街の郊外にあることが多く、
そこまで各バス会社が無料のシャトルバス、セルビス(サービスがなまったもの?)を運行しています。

さよなら、イスタンブール!
セルビスに乗ってオトガルに向かい、快適夜行バスでカッパドキアを目指します!
(カタカナばっか!)

えり
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