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1934年前にタイムスリップ!ポンペイ遺跡

リアルタイムはモロッコ。

革細工や可愛い雑貨たちに囲まれて超幸せなさとしです。


ブログはイタリアで楽しみにしてたハイライトの一つ、ポンペイの遺跡です。

ナポリで駅前に宿をとっていた僕らは、でっかいバックパックを宿に預けてサブバックだけで身軽な一泊2日の小旅行に出ます。

まずは列車に乗って、1時間弱でポンペイ遺跡に到着。

駅から遺跡の入り口までは徒歩1分。

20メートルくらい行列ができてたけど、すぐに入れました。

チケットを見せて入場ゲートを抜けるとすぐにかつての住居跡らしき廃墟が目に飛び込んで来ます!





ここポンペイ遺跡は10キロほど北にあるベスへビオ火山の爆発により一瞬にして地中ふかくにうもれてしまった町。

当時の様子を再現(^^;;すいません(^^;;

どれだけ一瞬だったかがわかるのは、火山灰の中に石膏を流したらできたという人型からうかがい知ることができる。





もう2000年近くも昔のことなのに、町の石畳の道も、住居も、壁画も、当時の政敵をなじる落書きまではっきりと残ってる!

これまでも古代の遺跡は幾つも見て来たけど、この保存状態はNO.1です!

神殿あとの広場からベスビオ火山が見える

当時のバーで、穴にはワインの壺をいれてたらしい

石畳に馬車が通ってた轍が残ってる

裕福な家の壁画 ちゃんと画家に描かせてたらしく、色もあざやかにのこってる!

裕福な神官の屋敷にあったモザイク画、有名なアレキサンダー大王のモチーフ

これが落書き。政敵をおとしめる内容なんだって(^^;;



本当に整然と整備された大きな街だったのがよくわかる。

ローマ時代の遺跡らしく、闘技場や、円形劇場ももちろん綺麗に残ってます。



ここは剣闘士の宿舎や練習場

ほんまに当時の生活の様子がよくうかがわれて、火山爆発の威力の凄さが怖いくらい!

爆発のあと、火砕流が街を襲い、人や動物はその熱でやられ、その後一日にして5メートル以上の火山灰が降ったんだって(>_<)

古代の文明に実際に触れて学んでワクワクすることができるポンペイですが、あまりに綺麗に残りすぎててちょっと怖くもあるポンペイでした(^^;;





ポンペイを出た僕らが次に向かうのはソレント。

そこで一泊してからアマルフィにいくよー(^o^)/

綺麗な地中海の町!

楽しみじゃ~!!

さとし

ナポリの物乞い姉妹

いやー、ローマ・バチカンはボリュームありすぎでした…(>_<)
1979年に精神科のお医者さんが、膨大な芸術作品をたくさん見なくては!という強迫観念が観光を楽しむ余裕をなくし、頭痛を発症するという「スタンダール症候群」という病気を発表したらしい。
頭痛とか起きたわけじゃないけど、それもよくわかるローマ・バチカンでした。

イタリア半島をどんどん南下していきます。
次の目的地はナポリ。

ナポリはピザが食べたいくらいで、ポンペイとアマルフィ、そしてシチリア島へ向かう中継地点という意識で立ち寄りました。
だから宿も駅のすぐそば。
「治安がイマイチ」というのは聞いていたけど、移動の動線を考えたら、やっぱり駅周りがベスト。
安いし。

で、駅から徒歩2分の宿に荷物を置いて(この宿がエレベーターなしの「3階」(実質日本の5階あたりに相当)で、荷物を持って上がるのがしんどかったー(>_<))、
ポンペイ行きやシチリア行きの手配をするためにナポリの街に出ます。

ポンペイに行くにはバスと列車がありますが、ポピュラーなのは列車。
ポンペイ鉄道という私鉄が遺跡のそばを通って、ソレントまで走っているのです。
その乗り場の確認とチケットの確保。

これが大事で!!

観光当日に右往左往したり、時間をロスしたり、事前に下見をしていないと精神的・体力的に大きなロスになります。
特に長距離移動はミスが許されません。
飛行機乗れないとか、損失が大きすぎる(>_<)!
切羽詰ってくるとイライラもするし、ケンカにも…
そんなリスクを減らすため、ケンカせずに旅を続けるため、余裕のある時間に移動の予習をしておくのはとっても大事!

この時もポンペイ鉄道の改札口がちょっとわかりにくい場所にあったのと、
切符を買うのにすごく時間がかかったので、「今日来といて良かったねー」と言い合いながら帰ることに。

ポンペイ・アマルフィから戻ってきた日にも、次の日の船の手配をしにその日のうちに港まで行きましたよー。
めっちゃ疲れてたけど。

でもこれも前日にやっておいて大正解。
「ナポリ港」と一口に言っても広いもんで、行けども行けども目当てのフェリー会社がない!
見つけたけど延々と続くフェンスのせいで、切符を売っている建物に近づけない!

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港をさまよい歩く

結局一時間以上散々歩き回って、ようやくチケット売り場にたどり着くことができたのですが、
これを大荷物を持った当日にやっていたら、確実に私のご機嫌はナナメどころか反対側へひっくり返っていたことでしょう。

余裕を持った行動&事前の確認は夫婦円満の秘訣です。

さて、こんな感じで到着日とシチリアへの出発日の2日ほどナポリの街をうろついたのですが、
ナポリの印象、良くないの(>_<)!
食べ物も景色も気候も人も、いい部分がいっぱいある分「もったいない!」思いが強かったからかもしれません。
これ以降、町がちょっと荒んでたら「でもナポリよりまし」と私は言うようになってしまいます。

「Di Matteo(ディ・マッティオ)」というナポリ旧市街の中にある有名なピザは安くておいしくて最高だったんだけど!

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モッツァレラとアンチョビのピザー!8€くらい!!

食べ歩きした野菜のフリッターも絶品だったんだけど!

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ズッキーニの花とかライスコロッケとか、1個50円くらいから食べられる♪

高台から眺めたナポリ湾とベスピオ火山の景色は美しかったんだけど!

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鹿児島の錦江湾と桜島に似てるなーと思ってたら、鹿児島市と姉妹都市だった!

海はキラキラで風もさわやかで気持ちよかったんだけど!

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カンツォーネが似合う海♪

人は陽気で「これぞラテン♪」って感じで楽しかったんだけど!

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ナポリと言えばエスプレッソ!!

これまでいろいろ回ってきたけど、一番「すえた」空気を漂わしていたかもしれません。
どこでそれを感じるかと言ったら、「ゴミ」と「ラクガキ」と「物乞い」です。

イタリア経済は北高南低で、ミラノ西駅よりローマテルミニ駅、ローマテルミニ駅よりナポリ駅周辺の方が「よくないな~」感がじわじわと広がっています。
な~んか

もう、どうして地下鉄がこんなことになるんですかね??!
(@ローマ)

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バスの窓ガラスを針金みたいなんでひっかいて字を書いたり。

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イタリアは芸術もごはんもすごいのに、ここんところはどうかなぁ~って思うわ。
東欧やドイツなんかもあったけど、イタリアが、そしてナポリが特にそういう感じが強くって。

ナポリはイタリア半島の南部でアフリカと近い位置関係になります。
そのため、アフリカや中東・アジアからの移民が多いのですが、十分な余裕を持って移民にも元からの住民にも雇用を与えられる状態にありません。

そのためあぶれたイタリア人は「あいつらがいるからイタリア人の俺たちが失業している」と考え、排他的な移民排斥運動につながるし、
移民は差別的待遇から身を守るため同朋とつるんで溶け込もうとしなくなり、職につけない移民はストリートを徘徊することになります。

街の雰囲気、悪くなるよね~。

事実ナポリ駅前はスプレーによるラクガキ、ホームレスや物乞いがたくさんで、
「ナポリ良くないな~」感を到着した瞬間に感じさせられてしまいます。

そしてその状態が固定化し、改善を望んでいない様子も雰囲気の悪さに拍車をかけていました。
それはどういうことかと言うと、「貧困で困ってストリートにいる」のではなく、「その状態を職業としている」様子の人が多く見られたことです。

駅前のガラス張りのマックで朝食を食べていると、ピンクの服を着た、10歳・7歳・3歳くらいのやせた姉妹が道行く身なりのいい人に何かをもらおうと紙コップを差し出しながらくっついて歩いていました。
イタリアでは紙コップに小銭を数枚入れ、それをチャリチャリ言わせながら金の無心をする姿がよくみられます。
きっと姉妹もチャリチャリいわせて物乞いをしているのでしょう。

そして、それを見ていたのが、やせた姉妹と対照的な、でっぷりと太った目つきの鋭い2人の女性でした。
姉妹の母親のようには見えませんでしたが、母親だったのかもしれません。
彼女らは姉妹を呼び、次のターゲットをあごで示し、「行ってこい」と言っているようです。

上の子はターゲットの見つけ方から近づき方、無駄だと判断して次のターゲットを探す早さなど、「プロ」と呼べる身のこなしをみせていました。
そして妹たちに指示を出している姿が離れた所にいる太った女性と瓜二つでした。
まだよくわかってない末っ子も、こうやって「物乞いの心得」を叩き込まれるうちにお姉ちゃんのようになり、太った女性のようになるのでしょうか。

ポテトを食べている私たちの所にも真ん中の子がやってきました。
ガラスの向こうから「マネー」と言っているようです。
知らんふりをしていると、「ポテトでいいからくれ」と言っているようです。

お腹いっぱいに近かった私はポテトをあげるくらいなんてことはありませんでしたが、バックに構えている太った女性を思うと、絶対にあげる気にはなりませんでした。
困って、やむにやまれずやっているのではない。
これがもうかるからやっているんだ。
それも同情を得やすい少女を使って、その子達から吸い取って!!

この一件が私のナポリに対する印象を相当下げたのは間違いないでしょう。

子どもの物乞いはこれまでも何度も出会ってきました。
いなかった国がない、と言ってもいいほどです。

それには「遊んでー」の感覚で「マネー」と言って物珍しい私たちに近づく手段にしているだけの子から、
もらい慣れて不遜な態度でしつこくしつこくつきまとって来る子までいろいろです。
大人がやらせていた場合もあったでしょう。
でも、ここまでビジネスチックな目をした子どもの物乞いは初めてでした。

後ろにひかえた大人が吸い上げるシステムとその育成の様子を目にして、彼女たち(大人も姉妹も)がこのポジションから抜け出す気はないのだと思わされました。
このポジションでいかに裕福な奴らからかすめ取るか、を考えている。

それは彼女たちだけの責任ではなく、そうならざるを得ない社会のシステムそのものに問題があるのだと思います。
末端の姉妹たちはそのシステムの犠牲者で、姉妹にお金やポテトをあげることは末端の姉妹を救うのかもしれない。
でもそれだと現状のシステムを認めていることのようで、姉妹たちがこの場から抜け出す機会を奪っているのかもしれない…。

ナポリ、おいしくてきれいな街なのに、インド同様「どうして…?」「もうちょっとどうにか…」と考え込んでしまう街でした。

えり

世界最小のバチカンと世界最大の美術館

23カ国目は、ローマ市内に小さく浮かぶ独立国、バチカン市国!


23カ国目~

世界一小さな独立国として有名なその面積は0.44平方kmで、東京ディズニーランド以下。
キリスト教カトリック教会の総本山です。

ローマ市内の中心部からバスで15分ほど、川を渡ってすぐにばーん!と大きな白い建物が姿を表します。

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目の前がサンピエトロ大聖堂

低い柵だけで区切られ、チェックも何もなく、
単に公園に来たかのようなこの柵の内側はイタリアではないのです。

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こんな柵が国境

ほんとに国って不思議な存在。
元から存在してたかのように大きな顔して影響力を誇っていますが、
人間が便宜上生み出した概念にすぎないんだな、ということをこういう所に来ると実感させられます。

以前も書きましたが、国家が成り立つ3つの要件として、領域・国民・主権があります。

バチカン市国の領域はここで、国民は800人ほど。
ローマ教皇をはじめとする聖職者でほとんどを占められています。
バチカンは二重国籍を認めているため、すべての人が故郷などに国籍を持っているそうです。
現在のローマ教皇、フランシスコもアルゼンチン人でもあります。

当然ここで働いている人はもっと多くて3000人ほど。
ローマ市内からの通勤者がほとんどで、毎日が国境越えです。

主権も当然認められており、バチカンの法で動きます。

わかりやすかったのは車のナンバープレート。
バチカン独自のナンバープレートをつけている車がありました。

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バチカンナンバーの軽トラ!

この車はイタリア領内は走れないはずです。
ユーロ圏のナンバープレートがほとんどでしたが、作業用の軽トラなど、少ないながらバチカンナンバーを見つけて嬉しくなりました。

それから独自の郵便制度。
バチカン内のポストにしか投函できませんが、国際郵便も送ることができます。

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バチカン郵便の黄色いポスト

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ローマ教皇の横顔切手


切手や消印の珍しさから、自分や家族にここからポストカードを送る観光客がめっちゃ多い!

当然私たちもやるよねー(^^)
今回は自分たち宛にも!
もう届いてるはずで、帰って見るのが楽しみだぁ。

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投函!!

ちなみにイタリアの郵便より信頼性が高いらしく、ローマ市民がバチカンで出すこともあるそう(笑)

そんなバチカンの見所は2つ。
サン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館。
というか、一般人はそこにしか入れないのが正解。

まずはカトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂から。

カトリックとは「普遍」という意味で、イエスの12弟子のうちの筆頭であったペテロを信徒のリーダーとし、その系統を代々ローマ教皇が中心となって守っている宗派です。
つまり、ペテロは第一代ローマ教皇ということになり、「サン・ピエトロ」というのは「聖ペテロ」ということです。

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この人がペテロ。手に鍵(天の国の鍵らしい)を持っているのが目印です

サン・ピエトロ大聖堂のあるこの場所に、パレスチナから伝道してきたペテロが葬られている、とされていることからサン・ピエトロ大聖堂が建てられ、現在のバチカンとなっています。
先日初めてペテロの棺が公開されましたね!
きっとものすごい数の信者さんが世界中から集まったんだろうなぁ…
すごい瞬間だなぁ…

サン・ピエトロ大聖堂は入場料はいりませんが、飛行機並みの荷物&ボディチェックがあります。
そして入場制限もあるようで、巡礼の人と観光客で、日が高くなるにつれて行列が長くなります。

私たちは10時過ぎに着いて、写真撮ったりキャピキャピ楽しんでたら、20分ほどで列がかなり長くなってました^^;

日本語ガイドを借りて入場です。
この日本語ガイド、敬虔な日本人カトリック信者さんが思いの丈をこめて作ったもののようで、
ものすごく詳しくて、ものすごく熱く、ものすごく勉強になりました。
…が全部を丁寧に聞こうとしたため、後半は疲労困憊でしたが^^;

世界最大の大聖堂で、中に入った時の圧倒感ったら!

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200mの回廊

ラファエロやミケランジェロといった、学校で必ず習う人物たちが現在の大聖堂を設計していて、1600年代のもの。
この建物だけでも来るべき!って言えるけど、入ってすぐ右手のピエタ像ときた日には…>_<

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ミケランジェロ唯一の署名入り彫刻、絶命し十字架から降ろされたイエスを抱くマリアを描いたピエタ。

肌の柔らかさ温かさ、布の透け感、皮膚の下の筋の様子すらわかる。

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イエスの腕のだらっとさがすごいっっ(>_<)

これが石でできているなんて思えない。
生身の人間がそこにいるよりもみずみずしく、ほんの一瞬の形を永遠に留めたピエタからしばらくはなれることができませんでした。

中央の祭壇には信者の人しか行けません。
世界各地から巡礼ツアーでやって来ている風な団体さんがたくさん!

そういった人たちがイエスの一番弟子だったペテロの足を触っていくので、今ではこの通り。

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このペテロの右足は…

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こんなになっちゃってる!!

すごーいー!

サン・ピエトロ大聖堂をがっつり見たあとは、バチカン国境となっている壁をぐるーっと大きく回り込み、バチカン美術館に。

ここも毎月最終日曜は無料になるらしく、悩んだのですが、
ただでさえ行列必至の美術館なので、明日にお客さんが流れることを期待して、お金払って入ってきました。
昼過ぎから入ったのも良かったのか、聞いていたほどの混雑ではなく、比較的ゆっくり見れて良かったです。
チケット買うのにも並ばなかったし。

ここは歴代のローマ教皇が集めた美術品を展示したもので、いくつもの美術館の集合体になっています。

古代ローマ・ギリシャ彫刻が集められた美術館。

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ラオコーン!これが古代の作品だなんて…!!

絵画が集められた美術館。

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考古学的な品が集められた美術館やタペストリー、地図の回廊などなどなど…。

どれもこれも見応えありすぎで、何だか感覚が麻痺しそう。

その中でも特にすごいのがラファエロの間とシスティーナ礼拝堂。

ラファエロは世界史でもおなじみですが、私が今まで見てきた中で最も絵の中の登場人物一人一人が生き生きと描かれてるように感じて、すごく好きでした。
躍動感があり、まるで声が聞こえてきそう!

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火事から逃げ出す人々がめっちゃリアル

特に大好きだったのが、ギリシャの哲学者が一同に集まったら…という仮定で描かれた「アテネの学童」。
アリストテレスやプラトンがあちこちで議論したり絵を描いたり、すっごい楽しそうなん!
しかもプラトンはレオナルド・ダ・ビンチの容貌で描かれてたりと、ルネサンス当時の有名人も楽しめる!

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ラファエロは自分もちゃっかり書き込んでいる

もーめっちゃ好きで、何かグッズを買おうかと思ったんだけど、荷物になるし断念。
これはちょっと後悔>_<

そしてミケランジェロの「最後の審判」のあるシスティーナ礼拝堂。
ここは「最後の審判」のある正面の壁面以外にも、天井の「創世記」もミケランジェロの絵画で、
首が痛くなるまで見上げていました。

ここは写真ダメなのでお見せできないのが残念。

ミケランジェロは彫刻が本業(?)だから、絵画も解剖学的に筋肉のつき方がわかる描き方。
筋肉好きとしてはたまりません♪

しかし、こうやって見てみると、古代ギリシャ・ローマの彫刻がいかにとんでもなくすごいかがよーくわかります。
人間が大好きで、人間に興味津々で、人間をものすごく肯定してて、もぅダメな部分も全部OK!って言ってるみたい。

中世には宗教画を生き生きと描くことがタブーになります。
人っぽくないことが神性を表すとされたよう。

その反省で古代に立ち返ろうとするのがミケランジェロのころのルネサンス運動で、16世紀頃です。
ってことは、それよりはるか2000年も前にあれだけの作品が生まれていた、
その事実に驚くばかりです。

結局バチカン美術館には4時間以上かかりました。
それでも閉館時間が近づき最後に残した絵画館が駆け足になってしまったほど。

バチカン観光は気力と体力が相当必要。
キリスト教の歴史を全部背負ってるんだから、1日で見てやろう、っていうのがそもそもの間違いでしたね…(ーー;)
がっつり腰を据えてもう一度来たいです!

えり

ローマな休日

ローマといえば「ローマの休日」!
ダンナさんは若かりし頃、オードリーの相手役、グレゴリー・ペックに似てると言われたことがあるそう(・∀・)

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グレゴリー・ペック?!

と、いうことは…
私は…オードリー(^^)??!

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残念…(>_<)

…なわけはなく。
それでも気分を味わいながらローマの街をめぐります。

ローマは本当に街自体が遺跡のよう。
少し歩くと「紀元前○○年」とかるーく書いてある石組みや壁。

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何気に座ってるこれも遺跡なんじゃ…?

世界史の専門なら垂涎ものでしょうが、私は社会科教師でありながら、専門は政治経済でこれから手を伸ばしたいのは地理、大学入試は日本史受験、という世界史が一番縁遠い教員なのです。
どちらかというと、国連事務所を見つけたり、ヒマラヤ山脈から造山運動を思ったりする方に興奮を覚えるタチ。
なので人並な観光しかできないのが無念(>_<)

まず向かったのはコロッセオ。
A.D80年に完成した、5万人収容できる大スタジアム!
現在の国立競技場レベル!

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実は反対側は外壁工事中で、写真にならず

ここで剣闘士による戦いをこんな感じで市民が観戦していたんですねー。

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当時の様子の絵

当時は表面は大理石で覆われていたそうで、本当に外観も現在各地にある大規模スタジアムと似ていたんだろうと思います。
(コロッセオが使用されなくなってから、表面の大理石やそのほかの石は、他の建築物の建材として持って行かれたようです)

コロッセオということで、私たちも戦ってみました!


勝敗は…?

それからスペイン広場。
ここはローマの休日でアン王女がアイスクリームを食べた場所として大人気ですが、現在はアイスを周囲で販売することが禁止されているそう(笑)
収拾つかなくなっちゃったんだろうねー。

今はここでカップルがキスをすると永遠が誓えるのか何なんだか、やたら熱烈なキスシーンがあちこちで見られ、どーなんよ…って感じ。
私たちは大勢の観光客に紛れて「ウォーリーをさがせ」ならぬ「さとしをさがせ」「えりをさがせ」な写真を撮っていたんですが、
私が遠く人ごみにまみれたダンナさんを撮ろうとスタンバイしていると、そのフレームにゴツイ男性同士の熱烈キスシーンがっっっ!!!

ぬおぉぉぉぉぉ!!(((゜Д゜;)))

私は同性愛は全然肯定派です。
私はダンナさんがいるようにそうではありませんが、当人同士が幸せなのを他人がとやかく言うものではないと思うから。

けど、目の前で濃厚にチューをされると、やっぱりびっくり!!
異性カップルがやっててもびっくりなのに、いわんやイカツイ男子をや、です。
やー、なかなかオツなものを見させていただきました。

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「えりをさがせ!」みつけられるかな~?

そしてローマ観光の定番中の定番、トレビの泉。
もう定番過ぎて行くのもどうかと思うけど、あえて行かないのもどうかと思う、そんな場所。
でも、フィレンツェのシニョリーア広場で手の届きそうな場所に無造作に置いてある彫刻のすごさに目を奪われて以来、すっかり彫刻好きになっていた私にとって、来て良かったです。
やっぱりイタリアの彫刻はすごいわー(>_<)!!

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人間本体を超えてる気がする彫刻

当然ベタベタな「コインを後ろ向きに投げる」って、アレもやり。

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これでまたローマに帰って来れる?

ミラノで「レストランを調べて行ったら満足度が高かった!」という経験から、ローマも調べて行ってみました!
このページ、わかりやすいし詳しいし細かいし、イタリアを旅するならおすすめですよー。
「AMO ITALIA」

地元のサラリーマンも通うという「La Carbonara」

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よく見ないと行き過ぎちゃうくらい

カルボナーラが有名で、ローマでパスタが10ユーロしなくて食べられる!
(2人でパスタと前菜を頼むとすぐに30ユーロ、約4000円超なイタリアです…)
それぞれがパスタとお水を頼み、前菜に野菜のフリッターを頼んで24ユーロ!!
30ユーロ以下でご飯が食べられるなんて久しぶりっ(>_<)

カルボナーラはかなり味はしっかりめで、とってもおいしいんだけど最後がちょっときつかった…
ダンナさんが頼んだトマトソースのパスタもおいしかった~♪

こじんまりしたレストランで、狭い店内を店員さんが早足で闊歩してる。
店員さんがきびきびして表情が明るいお店にハズレはないです。

それから、ティラミスも。
「POMPI」という有名なお店の支店がスペイン広場近くにあり行ってみました。

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スペイン広場から3分ほど

これはうまーーっっ(・∀・)!!

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私がスタンダードなティラミス、ダンナさんはストロベリーのティラミスをオーダー。
どっちもクリーミーで甘すぎず、めちゃめちゃおいしかったぁぁぁぁ!
1個4ユーロ。
他の味も試してみたかったなぁ~

ローマでは観光施設2ヶ所の入場料に優先入場の特典(並ばなくていい)、それ以降の入場料割引と、3日間の公共交通機関のパスがついた「ローマパス」というチケットを買いました。
38ユーロ、約5000円。
決して安くはないけど、コロッセオだけで12ユーロとかするし、いろいろ計算して購入。

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こんな立派なケースに入っている
本当に必要なのはカード一枚


結果…
損したなぁ~(ToT)

一番の誤算は、私たちが行った次の日から2日間(おそらく9月の最終土日なんだと思う)、文化の日のイベントでローマ市内の観光施設がのきなみタダだったこと!
いつもは12ユーロのコロッセオも!!
ぎゃー!もったいなぃぃぃぃぃ(>_<)

ローマパス買った後でそれを知って…
事前の下調べ、大事じゃね!!
だから私たちが行った前日金曜は聞いてたより人が並んでなかったんだな…
みんな土日狙いで金曜は静かにしていたに違いない。

それから、計画してたより美術館とか行かなかったこと。
一ヶ所をじっくり見てたら、時間も体力もかなり使っちゃって、何ヶ所もハシゴする元気がなかったこと。

さらに、一番行きたかったバチカン美術館はローマパス対象外だったこと。

…なことが重なって、個別に買っていった方が安かったと思います。
まぁ、使い方次第なので、精力的に回れる人にはおすすめですよー。

えり

鉄子と男嫌いなことが発覚

芸術満喫のフィレンツェから、再びミラノ、そしてローマに向かいます。

この移動、地図を見てもらったらわかるのですが、ありえないムダルートです。
フィレンツェで「次どこ行くの?」って聞かれて、
「ミラノ行って、ローマだよ」って言うと、たいがい「??」って顔をされます。


ミラノ・フィレンツェ・ローマの位置関係に注目!

それは、ミラノで長友選手がいるインテル・ミラノの試合を見るため!!
そのために1泊だけミラノに戻りました。

フィレンツェからは、普通列車を乗り継いで、8時間かけてミラノに戻ります。
旅のお供はスーパーで買った生ハム♪

さすがイタリア!!
スーパーでもカタマリの生ハムが何種類もあって、おばちゃんがほしいg分だけスライスしてくれるんです。

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スライス中

しかも日本では考えなれないほど安いっ!!
100gで200円ちょっとくらい。
私が毎年5月に行っていた、三越広島店の「イタリアンフェア」なら、まちがいなく1500円くらいします。
そんな生ハムをクラッカーで食べながらの移動。
うっまぁ~い☆☆


うぅ…今見てもドキドキする>_<

途中列車が1時間近く遅れ、「試合に間に合わなかったら…」とヤキモキしたのですが、何とか予定から30分程度の遅れでミラノ中央駅に戻ってきました。
宿に荷物を置いたら、イタリアプロサッカー、セリエAの殿堂、サンシーロスタジアムへ向かいます。
この日のために買った長友ユニホームをダンナさんは着て準備万端!!?

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55 NAGATOMO!!

いやいや、腹ごしらえ、大事でしょう?
今日も試合の前にハッピーアワーo(^▽^)o
スタジアムのすぐ裏に前回行った「ロイアルト」の系列店があり、ここでしっかりお腹を満たします。

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こんな邸宅風の外観

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こんな感じでドリンク代しか取られないって、すごい!

そして今度こそ、サンシーロスタジアムへ!

サッカーについては、ドイツと同じくダンナさんがヨーロッパサッカーを総まとめして語ってくれるはずなので、そちらにゆずることにしますね。

対戦相手はフィレンツェのフィオレンティーナ。
これが困ったことに紫のユニフォームでサンフレカラー。
しかもスポンサーがマツダ!

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広島人にとって親近感ありすぎ!

気づいたらフィオレンティーナを応援してしまいそうになる広島人。

にわかファン目線からは、イタリアの観客がドイツと全然違って、それがめちゃめちゃ興味深かったです。
なんか、応援の仕方にも国民性が出るというか、随所に
「イタリア人だーっっっっ(笑)」
って部分が見られて、試合はともかく、そっちにも釘付けな私でした。

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「えーっ!!」ってなると大声で文句を言いながら立ち上がり、右手を高らかに差し出すイタリア人
ジローラモが数万人(笑)


「サッカーの応援の仕方に見る国民性の考察」っていう題で論文書けそう。
文化人類学とか社会学系の学生さん、どうですかー?
アイデア売りますよー(笑)

興奮のまま夜が明けて、ローマに移動。
ほんっとにサッカーだけ、見に帰ったのでした。
なので、時間と体力を節約するためにローマまでワープすることにします。
日本で言うところの「シンカンセン」です(^^)/

イタリアの新幹線ポジションの列車といえばユーロスターが有名ですが、
イタリアでは高速鉄道に私鉄が参入していて、イタロという会社も高速鉄道を走らせています。
2012年の4月から運行が始まったという、とっても新しい高速鉄道です。

フェラーリの会長が作った鉄道会社らしく、日にちや時間や座席によっては国鉄にあたるイタリア鉄道のユーロスターより安く乗れます。
乗る数日前に調べたら、ミラノ→ローマ間約3時間で
ユーロスターだと100ユーロ超ですが、イタロは最安62ユーロがありました。
新幹線で3時間というと、ちょうど大阪・東京間くらいです。
それが約8000円なら、世界一周の出費としては痛いですが、高速交通の利用料としてはお得と言えるでしょう。
(ユーロスターも早く予約してると結構安いようです)

ユーロスターより安いのも魅力なんですが、何といってもこの列車はマジでかっこいいでしょう??!
ユーロスターと同額でもイタロを選ぶ!!

20130920_160348+1.jpg
かっこいいぃぃぃぃぃぃぃ(>_<)

このワインレッドの車体!
めっちゃかっこいい~(≧▽≦)
フェラリーのレッドです!
イタリアに来た当初からこの車体は目を引いていて、乗ってみたいぃぃぃ!って思っていたのでした♪

私たちが乗ったのは当然エコノミー。
ファーストクラスとかビジネスクラスとかもあって、それはそれはゴージャスな雰囲気を醸し出していましたが、
「すごいねー」と眺め、自分たちの車両へ。


乗る前に記念撮影♪

乗った印象は、「新幹線、まんま!」です。
ただ、座席の向きは車両の中央を向く形で固定されていて(センターはボックス席)、半数の席は進行方向と逆に座らなければなりません。
これが新幹線のように全席進行方向向きにできたらもっといいのになぁ~。
酔っちゃうじゃん。

20131013_061603.jpg
ビジネスシート以上は照明がぐっとシックになってました
エコノミーは蛍光灯


何て言いつつ、移動の3時間、ほぼ寝てたんですけどね!!
こんなに乗りたくて乗った列車なのに(>_<)!高いのに!!
それだけ乗り心地がいいってことです。
しかも乗ってたらかっこいい部分は見れないのです。

そんな私のささやかな鉄分も満足させて、イタリアの首都ローマ到着。

ローマは宿探しに苦労しました。
9月も末になってきたし、もうバケーションでもないでしょ、と思っていたのですが、甘かったです。
まだまだ観光客でいっぱい!!!
これで「観光シーズン」って言われる7,8月だったらどんだけなんだろ(>_<)!

ローマ・テルミニ駅の近くでユースホステルがあり、1人25ユーロとドミトリーにしては高いながら、ローマ市内だと底値に近く、そこに3泊。
人の出入りが多く、スタッフも部屋の人の出入りを把握しきれてないのか、まだいる人のベッドを「ここは空きだ」って言ったり、
どう考えても今いるメンバーの物ではない荷物が結構残っていたりとかがあり、
シャワーも時間によってはお湯がほとんど出なくて水シャワーの危機だったり、
2人で50ユーロ払うにはちょっと「え?」って思う。
もうちょっと安かったら全然許せる範囲なんだけど。

でもネットも使えて、居心地は悪くなし。
何より私にとってありがたかったのは、ドミトリーの部屋の外にトイレとシャワーがあったことでした。

安宿は基本共同トイレ・シャワーですが、これが各部屋にあって「部屋の人と共有」の場合と、
フロアに男女別れて数個ずつトイレ・シャワーがある「フロアの人と共有」の場合があります。

私は「部屋で共有」が苦手。
水音に気を使うし、部屋に1個しかないので朝とか待ちになるし、誰かがシャワーを浴びてたらトイレにも行けないし、
今行ったらどうだろうとかメンバーの動きを何気に読んでなきゃいけないし、どうにも落ち着かないのです。
さらに西洋の人はトイレがばーんと見えるバスルームのドアを開けっぱなす人が多く、部屋にいてそれもまたイヤで…(>_<)
いちいち閉めに行くのもめんどくさいし感じが悪いし…
(誰もいないことを示すために、あえて開けたまま、という意味もあるみたい)

それに対して「フロアで共有」なら、部屋から出入りするめんどくささはありますが、
シャワーもトイレも複数あるからすぐ利用できるし、何より男女別なのがすごく嬉しく、すごく気楽。
(男女共有の場合もありますが)

今までそんなに意識してませんでしたが、ヨーロッパでドミにたくさん泊まるようになると、男性ばかりがいる部屋だと「ビビっ」と警戒アンテナが立つことが分かりました。
何に警戒してるかはよくわかんないんだけど、なんか瞬間的に「うわっ」って思ってバリア張っちゃってるのがわかります。
逆に女性ばっかの部屋だったら「あ、よかった」って無意識に思っちゃってます。

それまで自分はわりかしそういうことに無頓着だと思っていたので、そんな自分に結構びっくり。
よく知ってる仲間だったら男女関係なく雑魚寝も全然平気だけど、不特定多数が集まるドミだとそうはいかないですもんね。
私だけの一人旅だったら女子限定の部屋を選ぶこともできますが、ダンナさんと一緒なので混合ドミ。
となると、必然的に男性ばっかの部屋に一人自分が女で入る、というパターンが多くなります。

ダンナさんがいるから「貞操の危機っ!」っていう系統の危機感ではないのですが、
「なんか、イヤ」。

私って男嫌いだったんだなぁ…。
女子校育ち故なのか、世の女性誰もが本能的に持っているものなのか…???

そんな訳もあり、男女別の、フロアにあるトイレ・シャワーがすごく嬉しかったのです。

さぁ、街ごと遺跡のようなローマの観光にでかけますよー。


えり
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